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【経産省の元担当者作成】法人におすすめのオンライン銀行口座は?

経産省で中小企業金融政策を担当した筆者が、法人におすすめのインターネット特化型オンラインバンクを比較・解説します。

9分で読めます

企業の経理業務に、会社名義で作成する銀行の法人口座は欠かすことができません。そして、毎月のように着金や振込があるからこそ、実に9割の企業が「法人インターネットバンクサービス」を利用していると言われています(出典:金融庁 企業アンケート調査の結果(2022年6月30日))。

一方で、

  • 法人口座の開設手続きのために面倒な書類のやり取りが残っている銀行や
  • 毎回の振込手数料が高い銀行、
  • 操作性がオンラインに最適化されていないために日々ストレスを感じやすい銀行

があることも事実です。

バックオフィスのデジタル化が進んでいる今だからこそ、利便性の高いインターネットバンクを選び、経理業務の効率化や自社の事業成長のための前準備をすることが重要。

そこで今回は、経済産業省で中小企業向け金融政策を担当していた筆者がおすすめする、法人向けインターネットバンクサービスについて解説していきます。


まずはインターネット特化型のオンラインバンクを検討すべき4つの理由

インターネット特化型のオンラインバンクとは、実際の物理的な店舗がないサービスのことを指します。人件費や店舗の維持費を低く抑えることができるため、振込手数料などが安いほか、オンラインでの利用に最適化されているサービスのため、銀行口座開設の申込や日々の利用時のストレスが少ないのが特徴です。

インターネット特化型のオンラインバンクと、既存の多くの銀行が提供するオンラインバンクを大まかに比較すると、以下のようになります。

比較項目インターネット特化型の銀行メガバンク・地銀など
口座開設方法オンライン完結書類郵送や窓口対応が必要なことが多い
開設スピード最短翌営業日で口座発行開設まで1〜3週間かかることも
月額基本料金無料が多い月額数千円が多い
振込手数料(他行宛)100円前後600円前後

こちらの表からもおわかりの通り、インターネット特化型の銀行のほうが

  • オンラインで口座開設審査が完了する
  • 口座開設審査のスピードが早い
  • 1件あたりの振込手数料が500円程度安い
  • 月額基本料金が無料もしくは割安のサービスが多い

といった特徴があります。

融資などを受ける関係で、メガバンクや地銀、信用金庫などの銀行口座を開設することもあるかと思いますが、日常的な利用という意味では、インターネット特化型の銀行の法人バンクを利用するほうが、理にかなっていることがわかります。


おすすめのインターネット特化型のオンラインバンク4選

それでは、数あるインターネット特化型のオンラインバンクの中で、特におすすめのサービスを4つ紹介します。

オンラインバンクと一口にいっても、それぞれのサービスごとに特徴が異なる場合もあるので、自社の状況に合わせて最適なサービスを選びましょう。

銀行名他行宛振込手数料月額基本料金特徴
Finswer Bank(北國銀行)90円(業界最安水準)0円〜請求書のAI自動読取機能など、支払業務の効率化につながる機能も搭載
GMOあおぞらネット銀行143円(※1)0円〜税金・社会保険の口座振替機能も対応している数少ないネット専業銀行
住信SBIネット銀行145円(※2)0円〜最大3000万円の事業性融資も可能
PayPay銀行145円(※3)0円〜

※いずれも2026年3月現在の情報です。 ※1:口座開設後翌々月まで、月20回は振込手数料無料などのキャンペーンがあります。 ※2:振込件数次第で、130円まで優遇されることがあります。 ※3:預金残高次第で、毎月5回まで、振込手数料が無料になります。

ここで特に筆者がおすすめの、Finswer Bank(フィンサーバンク)とGMOあおぞらネット銀行について解説します。

Finswer Bankについて

Finswer Bankは、北國銀行(本店:石川県金沢市)と提携した法人向けのオンラインバンク(※)です。

利用を希望する場合は、Finswer Bankのサービス内で「北國銀行フィンサー支店」の法人口座の開設を申込むことが可能です。

Finswer Bankの主なメリットは以下のとおりです。

  • 振込手数料がいつでも1件90円の業界最安値であること
  • 受け取った請求書の内容をAIが自動で入力し、振込までワンストップで対応できること
  • 稟議フローや電子帳簿保存法の機能も備えていること
Finswer Bank公式サイトはこちら

こんな人におすすめ

  • 振込手数料が一番安いサービスを使いたい方
  • 請求書支払いなどの経理業務をワンストップで効率化したい方

GMOあおぞらネット銀行について

GMOあおぞらネット銀行は、法人口座開設数15万件超の、業界最大手のネット専業銀行の1つです。

税金や社会保険の支払いに必要なPay-easyの対応に加えて、国税や社会保険料・国民年金保険料の口座自動振替対応など、他のネット専業銀行に先駆けて様々な機能を追加しています。

GMOあおぞらネット銀行公式サイトはこちら

こんな人におすすめ

  • 実績十分なサービスを利用したい方
  • 税金の支払いなども含めて、すべて対応できる銀行を選びたい方

メガバンク、地銀などのオンラインバンクも比較

最後に、メガバンクや地銀などが提供するオンラインバンクも比較します。

一部のサービスを除き、月額の利用料金や振込手数料も高いことが多いですが、これらの銀行から融資を受ける中で、オンラインバンクサービスも利用するケースもあります。

銀行名同行宛振込手数料(3万円以下)同行宛振込手数料(3万円以上)他行宛振込手数料(3万円以下)他行宛振込手数料(3万円以上)月額基本料金
三菱UFJ銀行(BizSTATION)110円330円484円660円1,760円
みずほ銀行(ビジネスWEB)220円440円490円660円3,300円
三井住友銀行(Trunk)0円0円145円145円0円
きらぼし銀行110円220円385円550円2,200〜5,500円

※いずれも2026年3月現在の情報です。

このうち三井住友銀行のTrunkは、2025年5月に開始した新しいオンラインバンクサービスです。メガバンクが提供するサービスでありながら、インターネット特化型のオンラインバンク並みの手数料の低さになっていることが大きな特徴です。 ただし、振込予約が10営業日先までしかできないなどの制約があるので、ご利用にあたっては注意が必要です。


Finswer Bankで法人口座開設をする方法

最後に弊社のサービス「Finswer Bank」で法人口座を開設する方法をご紹介します。

法人口座の開設時にはいくつもの提出書類を求める銀行もあり、書類を集めるだけで大変なケースもあります。銀行によっては、そうした書類の郵送や店舗への持ち込みを求めるケースもあり、さらに面倒です。

Finswer Bankは、完全オンライン完結の法人口座開設を実現しています。

提出が必要な書類は以下の通りで、銀行によっては求められることの多い履歴事項全部証明書の提出も不要です。

口座開設の概要はこちら

しかも、振込手数料は業界最安値(※)の90円。日々の振込手数料の削減にも繋がります。

(※)他行宛の振込手数料であり、2026年3月1日時点の各社公表資料に基づく当社調査です。調査対象は、大手銀行およびインターネット専業銀行の中で法人向け口座を提供している銀行に限られます。なお、各社の手数料割引プログラムや期間限定キャンペーンなどは含まれておりません。

さらに、受け取った請求書の画像をアップロードすれば、その内容はAIが自動で読み取り。毎月末の面倒な請求書支払業務を効率化することもできます。

もちろん、承認フロー整備や電子帳簿保存法にも対応。

ご興味のある方は、こちらからお申し込み・お問い合わせください。


田口 周平

著者

田口 周平

株式会社f9k 取締役COO

東京大学法学部を卒業後、2015年に経済産業省に入省。原子力政策や情報政策、省内全体の政策・法令統括や災害対応などを担当した後、2020年4月からはコロナ禍では中小企業向けの金融支援策を担当。約56兆円超の貸出実績となっている実質無利子・無担保融資の制度設計のほか、信用保証制度の運用を担当する。2021年末に経済産業省を退官し、その後株式会社Finswer・f9kの取締役COOに。

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