フィンサーバンクの評判・手数料・口座開設方法を徹底解説【実際に使ってみた】
フィンサーバンクを自社で実際に使っている筆者が、評判・手数料・口座開設方法を徹底解説。振込手数料90円、請求書の自動アップロード、経理時間の半減など、リアルな使用感をお伝えします。
「振込手数料が安い法人口座を探している」「フィンサーバンクの評判が気になる」 という方へ。本記事では、フィンサーバンクを自社の経理業務で実際に使っている筆者が、手数料体系・使い勝手・口座開設方法までを率直にお伝えします。
フィンサーバンクとは
フィンサーバンクは、北國銀行(本店:石川県金沢市)と提携した法人向けオンラインバンクサービスです。開設される口座は「北國銀行(金融機関コード:0146)フィンサー支店(支店コード:551)」の法人口座です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 口座開設先 | 北國銀行 フィンサー支店 |
| 運営会社 | 株式会社f9k(株式会社Finswerの100%子会社) |
| 金融ライセンス | 金融サービス仲介業(関東財務局(金サ)第12号) |
| 対応企業形態 | 株式会社・有限会社・合同会社 |
フィンサーバンクの手数料
フィンサーバンクの最大の特徴は、振込手数料の安さです。
| 手数料項目 | フィンサーバンク | 都市銀行の相場 |
|---|---|---|
| 他行宛振込手数料 | 90円 | 330〜660円 |
| 給与振込手数料 | 21円 | 330〜440円 |
| 同行宛振込手数料 | 13円 | 110〜330円 |
| 月額基本料金 | 0円〜 | 1,760〜3,300円 |
他行宛振込が90円、給与振込なら21円。都市銀行で他行宛550円を払っていた場合、月100件の振込で年間約55万円のコスト削減になります。
実際に使ってみた:自社の経理業務での活用方法
弊社(株式会社f9k)では、もちろん自社の経理業務でもフィンサーバンクを利用しています。ここでは、実際の運用フローをご紹介します。
請求書の受け取りから振込までの流れ
1. 請求書をフィンサーバンクにアップロード
月初に届いた請求書は、ある程度まとめてフィンサーバンクにアップロードします。アップロードされた請求書はAIが自動で読み取り、振込先・金額・支払期日を入力してくれるので、手入力の手間がほとんどありません。
2. 振込予約・承認
読み取り内容を確認し、振込予約をかけて承認するだけ。以前のように請求書を見ながら一件一件手入力する作業がなくなりました。
請求書のアップロード方法は3つ
フィンサーバンクでは、請求書のアップロード方法が複数用意されています。
| アップロード方法 | 使い方 |
|---|---|
| 手動アップロード | 管理画面からPDFや画像をドラッグ&ドロップ |
| メール自動アップロード | フィンサーバンクが発行する専用メールアドレスに請求書を転送 |
特に便利なのがメール自動アップロードです。フィンサーバンクで発行される専用のメールアドレスを取引先に伝えておけば、請求書が添付されたメールが届いた時点で自動的にフィンサーバンクにアップロードされます。
紙で届いた請求書も、スマホで写真を撮って専用メールアドレスに送るだけでアップロードできるので、わざわざPCの前に座る必要もありません。
請求書アップロードから振込までの詳しい機能については、フィンサーバンクの請求書・振込機能の紹介ページをご覧ください。
請求書の発行・入金管理もフィンサーバンクで完結
フィンサーバンクは、受け取った請求書の支払いだけでなく、請求書の発行にも対応しています。発行した請求書に対する入金の漏れ確認も簡単にできるので、売掛金の管理も安心です。
請求書の発行機能については、フィンサーバンクの請求書発行機能の紹介ページをご覧ください。
使ってみた率直な感想
私の体感では、経理業務にかかる時間が半分以下になりました。
以前は、届いた請求書を1枚ずつ開いて、振込先の銀行名・支店名・口座番号・金額を手入力し、振込予約をかけて……という作業を毎月繰り返していました。件数が多い月は「またこの作業か」と気が重くなることもありました。
フィンサーバンクに切り替えてからは、請求書をアップロードして、AIの読み取り結果を確認し、承認するだけ。振込作業が面倒……と心配になることもなく、精神的にも楽になりました。
フィンサーバンクの評判・口コミ
フィンサーバンクの導入企業は、主に以下のような点を評価しています。
| 評価されているポイント | 詳細 |
|---|---|
| 振込手数料の安さ | 他行宛90円、給与振込21円は業界最安水準 |
| 請求書処理の自動化 | AIによる自動読取で手入力が不要に |
| 操作のシンプルさ | オンライン完結で直感的な操作画面 |
| コスト削減の実感 | 月100件以上の振込がある企業で特に効果大 |
一方で、以下の点は事前に把握しておく必要があります。
| 注意すべきポイント | 詳細 |
|---|---|
| 口座振替 | 未対応(税金・社会保険料の自動引落は他行で) |
| 海外送金 | 未対応 |
| 融資 | 未対応 |
これらの制約があるため、既存のメインバンクは維持しつつ、振込専用のサブ口座としてフィンサーバンクを開設するという使い方が現実的で効果的です。
口座開設の方法
フィンサーバンクの口座開設は、完全オンラインで完結します。
口座開設の流れ
- 公式サイトから申し込み — 必要事項を入力
- 本人確認書類のアップロード — スマホで撮影してそのまま提出
- 審査 — 最短翌営業日で完了
- 口座開設完了 — ログイン情報がメールで届き、すぐに利用開始
必要な書類
他の銀行では履歴事項全部証明書の提出を求められることも多いですが、フィンサーバンクでは不要です。提出書類が少ないため、申し込みの手間が大幅に軽減されます。
フィンサーバンクを使わない理由がない
振込手数料90円、給与振込21円。請求書をアップロードするだけでAIが自動読取し、振込予約・承認まで一気通貫。請求書の発行や入金管理もできて、経理業務にかかる時間は半分以下に。
しかも、振込業務が面倒……と億劫になることもないので、精神的な負担も軽くなります。
振込手数料が安く、しかも振込業務がとても簡単になる。使わない理由がない銀行サービスです。
まとめ
フィンサーバンクは、振込手数料の圧倒的な安さと、請求書処理の自動化による経理業務の効率化を同時に実現するオンラインバンクです。
- 他行宛振込手数料90円、給与振込21円で大幅なコスト削減
- 請求書のAI自動読取で手入力ゼロの振込業務
- メール自動アップロードで請求書の受け取りも自動化
- 請求書の発行・入金管理もワンストップで対応
- 完全オンラインで口座開設、最短翌営業日で利用開始
既存のメインバンクを解約する必要はありません。振込専用のサブ口座として開設するだけで、振込手数料の削減と経理業務の効率化を実感できます。
フィンサーバンクは、こちらから無料でお申込みいただけます。
よくある質問
Q. フィンサーバンクの口座は安全ですか? A. フィンサーバンクで開設される口座は北國銀行(金融機関コード:0146)フィンサー支店(支店コード:551)の口座です。運営元の株式会社f9kは金融サービス仲介業者として金融庁に登録されています。
Q. 既存の銀行口座を解約する必要はありますか? A. ありません。振込専用のサブ口座として併用するのが最も効果的な使い方です。融資や口座振替が必要な取引は既存の銀行口座をそのままご利用ください。
Q. 口座開設にはどのくらいかかりますか? A. 完全オンラインで申し込みが完結し、最短翌営業日で口座が開設されます。履歴事項全部証明書の提出も不要なため、手間も少なくスムーズです。
Q. 経理担当者がいなくても使えますか? A. はい。請求書をアップロードするだけでAIが自動読取するため、専任の経理担当者がいない企業でも問題なくご利用いただけます。

著者
田口 周平
株式会社f9k 取締役COO
東京大学法学部を卒業後、2015年に経済産業省に入省。原子力政策や情報政策、省内全体の政策・法令統括や災害対応などを担当した後、2020年4月からはコロナ禍では中小企業向けの金融支援策を担当。約56兆円超の貸出実績となっている実質無利子・無担保融資の制度設計のほか、信用保証制度の運用を担当する。2021年末に経済産業省を退官し、その後株式会社Finswer・f9kの取締役COOに。